前回に引き続き(【施工リスク】フローリングの白化現象【原因と対策】)、今までにご依頼のあった補修作業をまとめてみました。

現象④ 
 
【依頼】
他社によるガラスコーティングの施工ミス(?)が原因なのか、 段々と光沢が周囲と違うようになってきた。

【原因】
・無理な補修作業
・再施工ミス=ガラス系コーティング塗布後にキズ補修
・補修あと隠しのためのスプレー剤の上から再度ガラス系コーティングか。塗布されていたのではないか?ガラス系コーティングと補修剤のサンドイッチ状態?

【処置】
剥離→再施工をしても光沢は戻らず苦戦。 再剥離後に表面がザラついていることに気づき、ケレン(スクレーパー)で表面のザラザラを削りとり再施工。

難度
☆☆☆☆☆ 
原因が判るまで時間を要したが、その後の処置はセオリー通りでした。

何か変?という時のやってみるポイント
「ザラついている=ブツブツと塗りこんでいる」のではなく、ツルっとしていない感じです。
①~③順番に拭いてみて、ザラつきを削り取る。(③で拭いて削るが早かった)
①アルコール→汚れ落としのため(油性) 
②アセトン→シリコン系の汚れ(例えばマニキュアなど) 
③シンナー→化学系の汚れ(補修剤など)

今回のご依頼は人的ミスによるところが大きいものでした。やはり何事も最初が肝心。きちんとした業者に施工依頼することが大事ですね。


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