得か損か

フローリングの貼り替えで気になるのはやっぱり費用、そして時間

フローリングの貼り替えを検討する際に大きなポイントとなるのが費用と施工にかかる時間です。業者を比較してみても費用はばらつきがあって、どこに頼んでいいかよくわかりません。費用はできるだけ抑えれるにこしたことはありませんし、施工時間も短ければ短いほど助かります。

選択肢のイメージ

フローリングの貼り替えは大きく分けて3パターン

フローリングの貼り替え費用にばらつきがあるのは企業努力もありますが、貼り替えを行っている内容が違う場合があります。内容が違えば施工時間も差が出てきます。フローリングの貼り替えには大きく分けて3つのパターンがあり、どのパターンにするかが貼り替えを行うにあたり最初の選択となります。

施工途中の様子

1.現状のフローリングをはがして新しいものに張り替える【張り替え】

一つ目は、現状のフローリングをはがして新しいフローリングを貼るパターンです。おそらく多くの方はフローリングの貼り替えといえばこのパターンを想像されるのではないでしょうか。実際にきちんとした貼り替えとなるとフローリングをはがして、再度新しいものを貼りなおす必要があります。完全リニューアルとなるので以前の状態には全く影響されませんが、工事は他のパターンと比べると大がかりとなります。費用、時間ともに3つのパターンの中で一番かかりますが、本来このパターンが貼り替えの基本パターンとなります。

フローリング

2.現状のフローリングの上に新しいものを張る【上張り】

二つ目は、現状フローリングははがさずそのままにしておいて、その上に新しいフローリングを貼るというものです。一つ目のパターンからフローリングはがす作業をなくしたもので、その分の費用と時間を抑えることができます。フローリングを重ね張りすることになるので、重ね張り前と後では床の高さに変化が出てしまうので、段差が生じて問題が発生したり、景観の変化に違和感を感じる可能性もあります。

フローリング

3.WAX剥離後にガラスコーティングを塗布する【フロアリフレッシュ】

三つ目は現在のフローリングのWAXを剥離して、ガラスコーティングを塗布するパターンです。厳密にいうとフローリング貼り替えではないのですが、同等の効果があり費用、時間も一番抑えることができます。現状のフローリングを活用しますので、目新しさや達成感はほかのパターンと比べるとそこまでではないかもしれません。現状のフローリングが傷んでいる場合はリペアで補修してからコーティングを行います。

評価表

各パターンの費用と施工時間の比較

LDK15帖(24.3㎡)のフローリングを張り替えた場合

/// 張り替え ///
・手法 現フローリング(フローリングをはがす)→新フローリング(フローリングを貼る)

・費用約26~30万円(税抜き)

・費用内訳 新フローリングの材料費+作業費(はがし・貼り)
+下地の補修や修理代
+現フローリング(はがしたフローリングの処分費)
+家具移動費(必要時)

・工事 約1週間

・日数 工事期間中の宿泊費が必要

/// 上張り ///
・手法 現フローリングの上に新フローリングを貼る

・費用約23~26万円(税抜き)

・費用内訳 新フローリングの材料費
+作業費(貼り)
+下地の補修や修理代(必要時)
+家具移動費(必要時)

・工事 約3~4日間

・日数 工事期間中の宿泊費が必要

/// フロアリフレッシュ ///
・手法 リフレッシュでエバーグラスコートを施工する

・費用約10~14万円(税抜き)

・費用内訳 旧WAXの剥離洗浄
+エバーグラスコートの施工代
+家具移動費(必要時)

・工事 約1日間  

・日数
天候等により2日間必要な場合あり